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美容と健康のコラム

003. デトックスのススメ (2)

あけましておめでとうございます。更新がだいぶ遅れてしまいましたが、今回は前回に引き続きデトックスのお話です。

前回はデトックスの概要について説明しました。そこで今回はどのようにしてデトックスを行っていけばよいのかということについて触れてみたいと思います。テーマは、「入れない」ことと「出す」ことです。

入れないデトックス」とは、有害科学物質や有害ミネラルなどを体内に「入れない」ことです。身のまわりにある『毒』の主なものとしては食品に含まれる食品添加物や農薬などです。なるべく無添加・無農薬の食材を選び、普段から「毒を入れない」ことに気を配ることが大切です。また、水道水には鉛が含まれている場合があるので、できれば浄水を使いたいところです。

出すデトックス」とは、体内に蓄積された有害化学物質・有害ミネラルや活性酸素、さらには体内の老廃物などを「出す」ことです。「出すデトックス」で重要なことは、排便をしっかり行うということです。前回も述べたように、特に便による毒素の排出は全体の約75%というかなり大きなウェイトを占めているので、お通じがあること自体が「出すデトックス」と密接に関係しています。また、毒素は汗やつめ・毛髪などからも排出されるので、おふろでゆっくりリラックスすることも大切です。おふろでたっぷり汗をかくことで汗から毒素を排出し、入浴によるマッサージ効果で血液やリンパの流れをよくすることでつめや毛髪からも毒素を排出しやすくします。

デトックスを行うにあたって最も気を配りたいのは食材です。無添加・無農薬の食材を選ぶことは「入れないデトックス」そのものであり、「出すデトックス」を行うためにはデトックスに有効な成分を多く含む食材を取り入れることが大切です。近年の健康ブームもあり自然食品を取り扱う店も増えてきているので、無添加・無農薬の食材を手に入れることは難しくなくなってきました。では、デトックスに有効な成分を多く含む食材にはどのようなものがあるのでしょうか。

最近注目を集めたものにはお茶・寒天・納豆などがありました。このほかにもたまねぎ・トマト・にんじん・わかめ・かき・さつまいも・玄米・しょうが・大豆・レバー・りんごなどがあげられます。これらは毒素を封じこめて対外へ排出する成分を多く含んでいます。例えば、お茶に含まれるカテキンは、活性酸素の働きを抑制し、同時に中和して対外に排出する働きをします。また、納豆やかきなどに含まれる亜鉛は、免疫機能促進や抗酸化酵素活性化を行うデトックス成分の代表格です。さらに、さつまいもや寒天などに多く含まれる食物繊維は体内の老廃物や毒素を吸着し排出するため、便秘解消にも効果的です。

これらデトックスに有効な成分を多く含む食材を組み合わせて摂取することで、「出すデトックス」に日ごろから気を配ることができます。ただし、大切なのはおいしく楽しく続けることです。『毒』である活性酸素はストレスからも発生するので、食事に神経質になりすぎてストレスを感じてしまっては台無しです。自分にあった方法で毎日無理なく続けることがデトックスへの一番の近道です。