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美容と健康のコラム

004. メタボ対策 (1)

第4回は、近年最も注目されている『メタボリックシンドローム』についてです。

最近は、テレビ番組で特集されたり、書店でも専門コーナーができるなど、『メタボリックシンドローム』という言葉自体は皆さんの間でも浸透しつつあると思います。しかし、「自分は大丈夫だろう」とあまり気にしていない方が意外と多いのではないでしょうか?厚生労働省によると、中高年男性の2人に1人、中高年女性の5人に1人がメタボリックシンドローム予備軍とされているそうです。あなたは大丈夫ですか?

メタボリックシンドロームは『代謝症候群』『内臓脂肪症候群』とも呼ばれ、肥満・高血圧・高血糖・高脂血症などが重なって、動脈硬化・脳卒中・脳梗塞などになりやすい状態のことを言います。つまり、「まだ病気ではないけれど、この先死につながるような重い病気にかかる可能性が高い」ということです。

自分が該当するかどうか、具体的な数字を見てチェックしてみましょう。必須項目に当てはまり、かつ選択項目のうちの2項目に当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されるようです。

メタボリックシンドロームはまだ病気でないだけに放っておかれることが多いようですが、高血圧・高脂血症・肥満などはそれぞれがそれほど重症でなくても、いくつか重なると動脈硬化が進みやすくなるのです。つまり、動脈硬化の先にある心筋梗塞・脳卒中などを引き起こす可能性も高くなります。厚生労働省の人口動態統計の「主な死因別死亡数」(図1)によると動脈硬化からつながる心疾患・脳血管疾患が死因順位の第2位と第3位という結果が出ており、死亡数は全体の3分の1を占めています。死への階段を上らないよう早い段階でキチンと予防・改善しておきましょう。

次回はメタボリックシンドロームの根本原因について探っていきます。お楽しみに。