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お茶のヒミツ

001. 中国茶は6種類+1種類

記念すべき第1回は、中国茶の基本中の基本であるお茶の分類について紹介します。

お茶はツバキ科のカメリア・シネンシスという植物から作られ、日本茶もヨーロッパの紅茶も中国茶も、製造工程の違いはあれど元は同じ種類です。特に中国茶は産地や加工法の違いなどから多数の茶葉があり、その種類は5,000種とも言われます。これらの茶葉は発酵の度合いにより大きく緑茶・白茶・青茶・黄茶・紅茶・黒茶に分けられます。これに花茶をあわせて、6種類+1種類になるわけです。

お茶の分類

基本的に緑茶に近いほど発酵度が低く、逆に黒茶に近いほど発酵度が高くなります。日本茶が「蒸す」のに対し、中国茶は「釜入り」により発酵度を調整します。発酵方法には「不発酵」「半発酵」「全発酵」「後発酵」などがあり、製造工程もいろいろです。発酵度により香りや味わいももちろん違います。ちなみに日本でおなじみのウーロン茶は青茶の一種で、発酵度が半分くらいのお茶です。

また、発酵の度合いにより含有成分も変化します。例えば、発酵度が低いものは「カテキン」の量が豊富であり、発酵度が高いものは「烏龍茶ポリフェノール」と呼ばれる脂肪排出成分を含むなど。用途に合わせて使い分けができるのも中国茶の特長のひとつです。

花茶は「茶葉に花をブレンドしたもの」「茶葉に花の香りを移したもの」「花そのものを楽しむもの」の3タイプからなります。どのタイプも味や香りを楽しめるので、リラックスしたいときやすっきりしたいときなど気分にあわせて使い分けることもできます。

このように中国茶は大きく6種類+1種類に分類されますが、前述のように中国茶の茶葉は5,000種とも言われていますので、同じ分類でも香りや味わいは様々です。好みや用途に合わせていろんなお茶を飲み比べてみたりブレンドしたりして、自分に最適なお茶を探し出すのもおもしろいかもしれませんね。